留学用に初めて受けたIELTS結果

4つ

10月にIELTSを人生で初めて受験し、その2週間後に結果が戻ってきました。

オーストラリア留学を決めた1ヶ月前、私が希望する学校に入学するにはIELTSの規定スコア(全科目6.0以上&Overall 6.0以上)提出が必要と分かりました。

その後すぐに「とりあえず今のスコアを知ろう」と受験申し込みをしたので準備期間は1ヶ月間です。ただ、毎日仕事に追われていたので1ヶ月間フルで費やせたわけではありません。

IELTS受験時の私の英語力

TOEIC:760点(2018/02受験)、英検2級(高2の時なので10年くらい前…)という至って普通な英語力でした。

  • 海外旅行に行ったことはあっても留学経験無し
  • 趣味で洋楽や洋画を楽しんでいても別にその言語が英語とは限らない状態
  • 英語ニュースや文献は必要に応じてたまに読む
  • 5月頃に別れたインド人元彼とのコミュニケーションでは英語を使っていたものの英会話スクールとか行ったことない

上記のような感じだったので、英語に自信があると言えるようなレベルでは到底ありませんでした。

2020/10のIELTSスコア

IELTSスコア
Listeninng6.0
Reading6.5
Writing5.5
Speaking5.5
Overall6.0

入学の条件は「IELTSのOverall 6.0以上、かつ4科目全てにおいても6.0以上」なのでWritingとSpeakingがクリアできませんでした。

IELTS初受験までの1ヶ月間にしたことと反省

Listening

Cambridge公式問題集14の中の4回分のListening問題を1回ずつ解いた後は1.25倍の速度で何度も音声を聴いていました。

特に受験前2週間前からは在宅時はもとより会社での仕事中もずっとListening音声を聴いていました(弊社は各自イヤホン装着で仕事可能なので)。
そのため、その時は単純計算で1日10h以上もIELTS音声を聴いていたことになりますね。

1.25倍にした理由は標準速度だと音声がかなりゆっくりに聞こえたので、日常生活で聞き取れるようになるにはもっと速い方がいいのでは…と単純に思ったからというだけです。

中学から英語の勉強を開始して以降アメリカ英語に触れてきた私は「IELTSはイギリスの英語試験」と知った時、Listeningはイギリス英語音声だと思って内心ビビっていました。

でも、イギリス英語よりも独特なオーストラリア英語音声が見事に私の心配を蹴散らしてくれました(笑)
Listening書き取り問題で「a」が「アイ」に聞こえた時は「いやいや、これどうすりゃいいんや?」と結構深刻に悩みました。

最初の頃は追うことすら難しかった音声ですが、何度も何度も、それこそ覚えるくらい聴いていると次第に音を聞き取れるようになってきたので密かに達成感を感じられました。
英語学習には「シャドーイングが良い!」と聞いていたので何度かやってみましたが果たして自分の方法で合っているのか分からず、まだ私はシャドーイングの効果を実感できていないです。

ペーパータイプで受けた本番ではスピーカーから爆音で音声が流れてきたので聞こえにくいということはなかったのですが、「これが答えや!」という箇所では周りの受験者が一斉に鉛筆を走らせるので、問題によっては「あれ、今答え言ったん…?それならこれかな」のような解答方法も可能だと感じました。個人的には他人の解答の音を聞きたくなかったので、こういう試験ではイヤホンで受験したいなと思いました。

Reading

Cambridge公式問題集14の中の4回分のReading問題を1回ずつ解いただけです。あとは通勤時に英検準1級の単語帳を覚えていました。
※普通はIELTS用単語帳を使うと思うのですが、IELTS受験を決める前から個人的な理由(後述)で英検準1級単語帳を使っていたこと、IELTS用単語帳には簡単な単語も多くわざわざ買うのが勿体なく思えたことなどが理由で語彙力強化には英検単語帳を使っていました。

公式問題集を解く際は本番の時間配分を実感できるよう、毎回60分を測って解いていました。
初回は「TRUE/FALSE/NOT GIVEN」のような引っ掛け問題に惑わされましたが回を追うごとにコツを掴み、自分なりの解き方なども見出していきました。

時間配分はネットで見た通りにtask1(15分)、task2(20分)、task3(25分)に設定して解いていました。
スコアは5.5→6.0→6.5→7.0と順調に伸びていきましたが、本番では6.5だったのでまあこんなもんかな。「もしかしてこれ7.0いけるんちゃう??」とか気楽に思ったりもしたけど、やっぱりそうは問屋が卸さぬか~

本番の問題はあまり覚えていないのですが、家で解いていた時よりも無駄なく解けました。
というのも、家で公式問題集を使って解いていた頃は問題集を何度も繰り返し使えるようにと問題文に一切書き込まずに解いていたせいで「問題を読む→文章を読む→問題文を忘れているので再び読む」のような二度手間が何度も発生していました。

本番では問題用紙にガンガン書き込みまくって解いたので、家では解答に60分ギリギリかかっていたのに対し、本番では40分で解き終えることができました。

とはいうものの結果は6.5だったので「自分、読みが甘いな?!」がReadingへの感想です。

・英検準1級の単語帳について

旺文社の「文で覚える英検準1級」を7月から片道1時間の通勤時に使っていました。
この時はIELTSなんて頭に全く無く、Tinderで知り合ってやり取りをしていた在米インド人彼の語彙力の豊かさに感化されて彼に追いつきたくて取り敢えず準1級の単語帳に手を出しました。
旺文社のものを選んだのは私が文章内で単語を覚えるのが好きなこと、英検用に「科学」「教育」「医療」などのように分野分けされた単語なら幅広く覚えられそうだと思ったことが理由です。
実際、準1級の単語を覚えていくにつれて英語ニュースなどでも理解できる語彙が増えたので良かったです。準1級は覚えたので今は1級に移りました。

次はWritingとSpeakingについてですが、多少は対策をしていたListeningとReadingと異なり今回全く対策していないと言っても過言ではないので全然参考にならないかと思います。

Writing

有名な「IELTS Target band 7.0」とielts.comサイトのみ使っていました。

task1対策では取り敢えず本の例文や構成を何度も真似して基本形を叩き込みました。

task2はほぼ全く対策をしていません。1回だけ自分で書いてみて「250字って予想以上に多いんやな~」とか、サイト内のband7.0の解答例文などを見て「はは~、構成は大体4~5セクションね」とか思ったりしただけです(雑すぎる)。

本番の問題はtask1は現在と未来の建物図比較、task2は高齢化社会での個人的・社会的問題とその解決方法についてでした。task1の中で図比較問題は難易度が高いと聞いていたので「うわ~初めてのIELTSでいきなりこれかよ?!」と心の中で叫びました。

でもどうしようもないので書いていきました。ただ、task1は20分で解くことが目標とされているのに対し、今回私がかけた時間は30分。そのせいでtask2では答えの英文を問題用紙には書いていたのに、解答用紙に全文を写すことができませんでした。

原因は、

  • 家でtask1を書いてみる際に時間を測らず悠長に解いていたので時間配分ができていなかったこと
  • 比較図は書くことが多いのでまとめるのに時間がかかったこと

だと思います。

task2では①導入、②2つの意見、③解決案、④まとめまでを書けたものの、解答用紙には②2つの意見までしか解答用紙に書き写せなかったので少し落ち込みました。

受験後にWritingのスコア算出の計算式は「(task1+task2×2)÷3」と知った際、配点の高いtask2を途中までしか書けなかった私はWritingスコアがかなり低いのでは…と思いました。
スコア表ではtask1とtask2でそれぞれ何点だったのかは分からないので、全文書けたtask1と途中までしか書けなかったtask2の出来栄えを知る由も無いです。

Writingの時に特に思ったのは「丸まった鉛筆、書きにくっ…!」です。鉛筆4本しか持ってきていなかったので、Readingであれやこれや書いているうちに先端が丸まっていました。
試験には鉛筆削りを持込可能とあったので会場に持ってきていたのですが、入室検査の時に面倒に感じて持ち込まなかったことをこの時悔やみました。

Speaking

これと言って何も対策していないですね…。task1~3のそれぞれの問題例などを見たり、band7.0の解答者のサンプル動画を1回だけ見て「こんなに喋らないといけないのか~」と思ったりしたくらいです。

私は1dayタイプを受けたので午前中3時間でWriting→Reading→Listeningを受け、その5時間後にSpeakingテストという順番でした(自分が何時間待ちになるのかは運次第)。
5時間は暇だなと思ったのでその間に映画「異端の鳥」を観に行きました(映画は陰鬱かつ残虐すぎたので観たことを本気で悔いた)。

試験では同じ時間帯の受験者が椅子に座って待ち、試験官が一人一人受験者の名前を呼びに来て個室まで彼らについていくという流れでした。試験官は男性も女性もいましたがその時は総じて欧米系でした。私の試験官は穏やかな初老の男性で、試験前からちょこちょこ話しかけたりしてくれました。

task1では仕事について聞かれました。
task2では2分間近く話さないといけないのですが時間が余りまくってしまい、「何かもっと話して」と言われ、なんとか言葉を出しました。「今までで時間を無駄にしたこと」についてだったと思います。

task3ではそれに関連して「どういう時に無駄だと思うか」「時間管理は重要か」のような問いをされました。試験というよりも普通の世間話をしているような雰囲気でした。

5時間近くも待ったものの、試験自体は15分くらいで終了しました。満足いくような受け答えができなかったので「Speakingは4.5くらいかもしれん…」と意気消沈して帰路に着きました。

IELTS結果が出るまでと出た後

ペーパータイプを受験したので結果開示はネットで13日後、郵送で14日後でした。

早く結果を知りたい気持ちと知るのが怖いという相反する気持ちがぐるぐると渦巻いており、2回目を受けるための勉強にも手がつかず結局あの2週間は碌にIELTS勉強をしていません。
「Overall 5.5くらいかな…」と予想していたので6.0だった時は安堵しました。

ListeningとReadingは自分の勉強方法で良いことが分かったのでこのまま続けます。
できれば次回はそれぞれ6.5、7.0をとりたいです。

WritingとSpeakingは2回目ではきちんと対策をします…
特にWritingのtask2は今回途中までしか書けなくて残念だったので、次回は時間配分を考えます。

あと、次回はWritingで圧倒的に有利というコンピュータ受験をしようと思っています。
Speakingは「英語を口から出す」という習慣をつけるしかないですね…話す訓練が圧倒的に不足していると思うので。
WritingとSpeakingの次回の目標スコアは両方共6.0です。

終わりに

今回1ヶ月間の勉強でOverall 6.0をとれたのは運が良かったのかもしれないです。
受験料が25,000円もかかって高いので「できれば1回で規定スコアとりたいなあ~」とか思ってたけど、まあそんなに上手いこといかんかったな~