彼との1ヶ月半ぶりの連絡

  • Days
レモン

1/1の新年メッセージ以降やり取りをしていなかった彼と1ヶ月半ぶりくらいに連絡をとりました。

緩やかな日々」で書いたように、「彼が連絡をしてこない時は何か理由があるのだろうから私からは何も送らない」という状態で今まで過ごしていました。
ただ、年明け以降アメリカで大寒波が吹き荒れていることを最近知り心配になったので、3~4日前に意を決して大丈夫かどうか訊ねてみたんです。

幸いなことに彼の住んでいる場所は雪への備えがある地域だったので大丈夫と分かりました。
先週は気温が-29℃だったらしく、「エベレストの方が暖かい」と彼は言っていました。ただ、やり取りを続けるにつれて彼の精神が滅入っていることが分かりました。

彼は職業がプログラマーということもあって元々在宅勤務をしていたのですが、コロナが原因で10月以降は人と会っていないそうです。

そのせいもあって、自分とは対称的に外を出歩いたりパーティーをしたりして楽しそうに過ごす友人達の様子を見るのがどんどん辛くなったので秋以降はSNSも全て断ち、人から連絡があった場合のみ返信していたそうです。
12月までは頻度こそ落ちたものの、相変わらず連絡をくれていたので彼がそんな状態にあったことを知りませんでした。

彼の話を聞いていて1番心配になったのは、「何もすることが無くて辛いから余計なことを考えずに済むよう、ひたすら仕事だけをしようと決めた」ということです。

私が深夜残業で摩耗していた時彼もまた仕事に追われており、わざわざ休みをとるために23時まで残業したと言っていた日もありました。
Web業界で働いていた私は「そのような忙しさはプログラマーという彼の職業柄仕方のないことなのかも」と思っていたので、まさか彼自身で自分を追い詰めていたとは思いもよりませんでした。

彼はゲーム好きなのでYoutubeによくゲーム動画を上げていたのですが、1月に入ってからはそれすらも無くなっていました。
「髭が伸びた」と彼が送ってきた写真の中にいた人は人違いかと思うほど憔悴し、泣きそうな顔立ちでした。その日は彼にしては珍しく自分の辛い状況をぽつぽつと連投してきたので、精神もいよいよ擦り切れていることが痛いほど伝わってきました。

専門知識など無い素人が精神的に滅入っている相手を支えるのは正直大変なことだと思います。
自分の経験上、相手の気力エネルギーが「-100」とした時にこっちが「+100」程度では相手に引き摺られてしまうので太刀打ちできません。相手を支えるには「+150」や「+200」くらいの気力は備えたいものです。

個人的には、自分が追い詰められている時に他人に助けを求められるのはかなりきついです。自分のことすら手に負えずいっぱいいっぱいなのに、そこに他人の負の気力を濃縮した悩みや相談を追加できる余裕など皆無に等しいためです。
今まではなぜかそういう目に遭うことが多く、社会人になった後に大学の頃の元彼や男友達からLINEや電話で縋られる度「ちょ…今は無理やがな」と何度思ったことか分かりません。

ただ、幸いなことに退職して1ヶ月経った私の気力は徐々に戻りつつあり、今は「+150」程度にまで回復しました。なので大丈夫です。
弱っている彼に対して「よし、来い!」と受け止められるだけの精神的余裕があります。

今朝、彼から画像がぽんっと送られてきました。彼が「今は自分からは人に連絡をしていない」と言っていたこともあり、しばらく連絡は来ないだろうと思っていたので彼の方から再び送ってきてくれたことに少し驚きました。

12月までの彼のメッセージの雰囲気とは打って変わって、3~4日前や今朝の彼のメッセージは元気が無く、いつもの「Morninggg」のような挨拶もありませんでした。
弱りきった相手に「元気になって!」「ストレス解消してみて!」などと送っても追い詰めるだけなのでそんなことは送りません。何事も無いかのように今まで通り接し、たまに訥々と送ってきてくれる色々な彼の言葉を受け止めるだけです。

別に急に元気100%になる必要などないんです。少しでも彼の気持ちが軽く、もしくは柔らかくなるのであれば今はそれで十分です。一番苦しいのは彼なんですから、私にできるのは見守ることだけだと思っています。

追記(2021年4月)

彼とのメッセージを続けるうちに、気付けば12月までのような楽しいやり取りに戻っていました。彼のメッセージに絵文字も戻り、互いに冗談を言い合ったりもしながら2月末から4月の今に至るまでほぼ毎日やり取りをしています。

アメリカにいる彼はロックダウン明けで1年ぶりに髪を切ったり映画館に行ったりしたそうです。私は今ブルガリアにいるので、ブルガリア各地の写真を送ったりしています。

あの時勇気を出して連絡してみて良かったです。彼の状況を考えると、もしあのまま待っていたら連絡は来ず、自然消滅していたかもしれません。

ただ、彼は相変わらず深夜まで仕事で忙しく、睡眠時間を削って心身を摩耗させているようなので「おいおい、大丈夫かよ…」と本気で心配しているのですが、こればかりは私にはどうすることもできません。
できることと言えば、彼が時々ぽつりと送ってくる愚痴や嘆きを受け止めてあげるくらいですね。

タグ: