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光明

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灯台

今日は仕事が順調でした。最近の私からすると珍しいことですね。様々なタスクも一つずつ処理していけました。
それでも減らしてはまたすぐに新たに加わるのでタスクが減るということは無いのですが。

気持ちが軽くなったのは、私が上司と進めるはずだった案件に急遽ピンチヒッターとして別のディレクターの方が加わったためだと思います。

急にその案件をぶん投げられることになったその人とその制作を担当することになるデザイナーの2人に案件共有をした際、「いや、こんなスケジュールでこの内容はそもそも無理じゃない?」と2人が散々色々言いまくったことが私の心を軽くさせました。

この案件は会社的には結構大きく、社長の鶴の一声の下最初から社員が無理をすること前提で進むことになっていました。
今思うと、私にはそれがかなり負担だったのだと思います。きつすぎる無謀なスケジュール、大量のタスク追加であっても進めなければならない日々に苦しんできました。

ただ、今日突然この案件に組み込まれた2人からすれば「突然訳わからん案件ぶっこまれて蓋を開けて見たらめちゃくちゃ無理矢理なスケジュールで進行そのものが無理じゃんナニコレ?」でしかないので、私が思っていても口に出せなかった不満を代弁するかのように次々と発する2人を前にすると「そうか、私もこの案件に文句を言ってよかったのだ」と思えるようになり、2人のあからさまな態度に次第に笑いすらこみ上げてきました。
ただ、2人はその場で「じゃあ取り敢えず出来るところは可能な限り進めましょう」と決めて一気に打開策の道筋を作ってくれたので流石だとも思いました。

私に必要だったのは無理なスケジュールの案件を一緒に苦しい顔して担ってくれる人ではなく、「いや、これ無理っすよ」と一旦その案件を地面に降ろして別の方法を探してくれる人だったのかもしれません。

仕事ができるので社内でも怖いもの無しで誰に対しても自分の意見を臆することなくガンガン主張できるタイプの2人が加わってくれたことはとても心強いです。
最初から崩壊が目に見えていた案件を複数抱えていたので毎日悲壮な気持ちでいましたが、少し風向きが変わるかもしれません。

私ももっと早めに声を上げればよかったのかもしれません。「この案件は無理です」と言えばよかった。そうすればあんなに追い詰められることも無かったのかもしれません。

倒れた上司も一人で抱えるタイプです。
優しく、気が利くので部下が困っていると率先して助けようとし、自分自身の大量の案件を抱えながら部下の仕事も巻き取っていました。無理に見える案件ですら表立って文句を言わず耐えて働くような方です。

自分を犠牲にして働くのは会社としてはありがたいことでしょう。ただ、その結果自分自身が壊れることになるのであればその働き方は適切ではないと思うのです。

私達は仕事のために生きているわけではなく、それぞれに私生活や家族や友人、人生における楽しいことや嬉しいことがありそれらを感じるために生きているに過ぎないんです。仕事のせいでそれらを感じられなくなるなんてことは馬鹿げています。仕事にそんな価値はありません。

思わぬ助っ人の登場により気持ちが軽くなりました。私もあの2人を見習って無理なものは無理と言えるようになれるよう頑張ります。

この調子ならもしかしたら精神も回復し、当初希望していた早期退職をしなくても済むかもしれません。その方が支給給料額も多いのでメリットしかないですね。
今はもう25時ですが気分は明るいです。

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