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ウクライナバンド「Go_A」のライブに参戦した時のこと

Go_A

大好きなウクライナバンド「Go_A」のライブに参戦できて念願叶えり!
今回は偶然ウクライナに近いアルメニアに滞在していたおかげで彼らの活動の本拠地・キエフで行われるライブに行くことができました。もうそれは彼らのファンの私にとっては夢のような場所で、ライブ後の数日間は興奮冷めやらぬ状態やったんよホンマに。

メインビジュアル画像引用元:eurovision.tv

この記事の概要

  1. ウクライナバンド「Go_A」とは
  2. Go_Aのファンになったきっかけ
  3. Eurovision 2021について
  4. Go_Aのライブためにウクライナに行くことにした経緯+チケット購入
  5. Go_AのライブヘGo

ウクライナバンド「Go_A」とは

画像引用元:eurovision.tv

ウクライナ民謡とロックを掛け合わせたバンドです。カテリーナはもともとメインボーカルとして前身のGo_Aに加わっていましたが、その当時のメンバーが入れ替わった今は曲演奏担当の3人の男性+ボーカルのカテリーナという4人が新生「Go_A」として活動しています。

カテリーナは貧しい母子家庭で育ち、幼い頃はホームレス生活をしていたような苦労人だそうです。ただ、歌唱力の高さからウクライナ民謡の道に進むことになり、その結果これまでの人生の大半を民謡の歌い手として過ごしてきた正真正銘のプロです。

Go_Aが通常のロックバンドと一線を画しているのは民謡を得意とするカテリーナの歌唱力が大きな理由だと思います。

Go_Aの公式サイト

Go_Aのファンになったきっかけ

昨年、いつものようにYoutubeのミックスリストをテキトーにBGM再生していた時に突如として私の心と耳と全神経の集中をかっさらったのがGo_Aの「Solovey」でした。「ななな何やこの曲は?!」と驚愕した私はすぐさまYoutube画面を表示してバンド名を確かめ、彼らの他の曲を一気に検索し始めたんです。
そして、そのバンドはウクライナの「Go_A」というグループだと知りました。

Go_Aの代表曲の一つ「Solovey」(歌詞付き公式動画)

コロナとウクライナバンドGo_Aの新曲「ШУМ」」という記事でも書いているのですが、彼らは2020年のEurovisionにウクライナ代表として出場予定のはずでした。

Eurovision 2021について

ただ、Eurovision 2020はコロナで中止になったので、今年のEurovision 2021は1年越しの開催になりました。2021年の優勝国はイタリアです。

2021年大会ではアルメニアとベラルーシの2国が辞退したので出場国は合計39ヶ国でした。
アルメニアは2020年のアゼルバイジャンとの武力衝突による社会的不安定さや出場準備時間が足りないことなどを理由に出場を見送り、ベラルーシは出場規約違反があったそうです。

Eurovisionに参加するにはまず国内の選考を勝ち抜いてその国の代表になる必要があります。「Go_A」はウクライナの観客や審査員から絶大な支持を受けて2019年のウクライナ国内選考を勝ち抜き、Eurovision 2021でも最終的に全39参加国中5位の結果を残すなど大健闘しました。

スコアは例えば決勝リーグなら各国審査員の持ち点58ポイントと観客の持ち点58ポイントの合計得点で算出されていたようです。そのため、ある国の演奏を「良い!」と思って10ポイント送ったりすると、他の国には残りの48ポイント内からポイントを投票することになります。
スコア一覧を見ると最高ポイントはどこも12点なので、「0~12ポイント内で投票」というルールがあるのかも。

今年はイギリス代表が決勝リーグでEurovisionの審査員と観客両方から無残な「0点」を付けられたのでその時は自虐やフォローも含めてTwitterでトレンドになったりしていました。
→Guardian誌にも取り上げられたほど:「Nul points again: how exactly can the UK win Eurovision?

面白いのは審査員と観客とでは各国の順位が異なる点ですね。以下に審査員と一般観客両方の投票結果による上位10ヶ国を簡単にまとめてみます。

順位審査員による投票一般観客による投票最終的な結果
1スイスイタリアイタリア
2フランスウクライナフランス
3マルタフランススイス
4イタリアフィンランドアイスランド
5アイスランドアイスランドウクライナ
6ブルガリアスイスフィンランド
7ポルトガルリトアニアマルタ
8ロシアロシアリトアニア
9ウクライナセルビアロシア
10ギリシャギリシャギリシャ
データ引用元:Eurovision 2021 Results: Voting & Points

上から分かるのは、ウクライナ代表の「Go_A」は一般観客から絶大な支持があったので最終結果が5位になっていたことです。他の国々と比べても審査員と観客の支持率の差が大きいですね。

また、ブルガリアやポルトガルは審査員からの評価は高かったのに観客にはそこまで支持されなかったために(それぞれ18位、19位)、最終的に11位と12位に落ち着きました。反対に、フィンランドは審査員からは11位という評価でしたが観客の投票では4位だったので最終結果も6位になっています。

審査員と観客双方の目線で最終スコアが決まるのが公平な投票方法で良いなと感じました。

また、今回「Russinan Woman」を披露したロシア代表のManizha Sangがタジキスタンからの移民だったりと社会的な意義も大きいように感じます。

Eurovisionという名前だけあって出場国はヨーロッパ各国に限られるのですが、トルコが出場したがっていたり、なぜかオセアニアのオーストラリア代表枠が存在したりとなかなか謎…
個人的には各代表にはその国の母国語で歌ってほしいなあと思うのですが、最近のPOP歌手らしく英語で歌う歌手もいたりします。

アイスランド代表の「Daði & Gagnamagnið」はユーモア溢れる演出が有名で、「Go_A」のカテリーナとも仲が良いそうです。ちなみに彼は今回4位でした。他には、Eurovisionのミックスリスト内で個人的に好きになったスイス代表のGjon’s Tearsは3位、マルタ代表のDestinyは7位でした。

Eurovision 2021でのGo_Aのパフォーマンスに込められていた多くの意味

Eurovision 2021でのGo_Aのパフォーマンス
画像引用元:eurovision.tv

独特な演出でEurovision 2021の観客を魅了したGo_Aの「Shum」。一見単純な衣装やダンスに見えますが、考察記事「Why was Ukraine’s Eurovision performance by Go_A so mesmerizing?」によると全てがウクライナ文化や言い伝え、民謡と関係しているそうです。

今回の曲「Shum(ウクライナ語で”騒音”という意味)」は 春の訪れを喜ぶウクライナ民謡「vesnianky」や「haivky」をもとに作られた曲で、簡単に言うとGo_Aはそれらの民謡を現代POPに生まれ変わらせたんですね。「vesninanky」は春を呼び起こす過程を歌った民謡で(時期でいうと春がやって来る直前)、「haivky」の方はそれよりももう少し後の季節(新緑が芽吹く頃)を歌ったものです。

演出の一つ一つでいうと、例えばカテリーナが身に着けている緑色のファーは「haivky」の以下の歌詞に基づいています。

Our Shum has a green fur coat. The girls were jollying around and tore the coat.

ここでの「green fur coat」は、精霊と共に暮らしていた太古のウクライナ人が「春」を呼んで精霊を操るための場所に、森から伸びていた新緑の木の枝を暗喩しています。

また、カテリーナ達の背景の丸い光やダンサーの男性が持つ丸は「太陽」と「地上の生命の輪廻」を意味し、太古より繰り返されてきた生き物の営みを意味しているそうです。

ダンサー達の動きや曲調の速度にも意味があり、序盤はゆっくりとしているのに対して終盤は一気にアップテンポになるのは生命の目覚めを意味しているそうです。つまり、冬の間土の中で眠っていた生命が春の訪れとと共にゆっくりと目を覚まし、太陽の光でぐんぐんと成長していく様子のような。

そのため、今回のパフォーマンスでは中心のカテリーナの歌とエネルギー(=騒音”Shum”)によって地上の生命(植物や動物、人間などすべて)が目を覚まし、新たな世代を築いているシーンを描いていたことになります。

こういう要素を知った上で改めてパフォーマンスを見ると、ウクライナの伝統民謡や大切な民族物語を取り込んで現代に燦然と蘇らせたGo_Aの素晴らしさを実感します。

Eurovision 2021でのGo_Aの「Shum」パフォーマンス

ただ、Eurovisionであんなにも大活躍していたので私はてっきり「Go_A」はウクライナ人にとっての誇りのような存在かと思っていたのですが、SIMカードショップに来た20代の男性2人も、アルメニアのゲストハウスで一緒になったウクライナ人女性も「Go_A」を知りませんでした。
そもそもEurovision自体がそこまで浸透してないのかもしれない。「観る人は観るけど、興味ない人はEurovisionなんかそもそも全く知らん」みたいに。

確かに私も毎年の日本のレコード大賞とか全然知らんし、ここまで個人の音楽趣味が自由になっている現代では「今誰が人気歌手なのか」は把握しにくそうだなとは思う。昭和や平成初期頃までなら老若男女、世代を問わず「今大流行している歌はこれ!」と分かる曲があったんだろうけど。

今回のGo_AのキエフでのライブはEurovision 2021で大健闘した直後のライブの一つだったんです。

完全な余談

私はずっと「Go_A」を「ゴア」と読んでいたのですが、正しくは「ゴーエー」でした。ライブの時にファンたちが「ゴーエー!ゴーエー!」とシュプレヒコールを繰り広げていた瞬間、自分の好きなバンド名を間違っていたことに気付いたんです。

なんたる不覚ッッッ、ファンとしてあるまじき失態!!!

Go_Aのライブためにウクライナに行くことにした経緯

ある晩、ふとGo_Aが気になったので調べてみるとなんとその1週間後にウクライナでライブが開催されることを知りました(上のInstagramがそのライブ通知)。
その時滞在していたアルメニアからウクライナまでは飛行機で3時間、費用にして片道8,000~10,000円程度で行ける距離だったので「もうこれはGo_Aが私を呼んでるんやわ!」とばかりに興奮してすぐさま航空券や宿泊先の確保、ライブのチケット購入まで爆速で完了させたんです。

日本にいた頃からGo_Aが好きで「いつかライブに行ってみたいなあ」とぼんやり思っていたものの、日本からウクライナに行くには片道50,000円以上もする上に乗り換えも含めると30時間近くかかるるのでその途方もない距離を考えるとその願望すら薄れていました。

でも今はコーカサスのアルメニアにいるのでウクライナやロシアが目と鼻の先なんですよね。そういう地理的理由が後押しとなって、今回ウクライナに飛ぶことにしました。

ただ、正直に言うと、「ウクライナに行く」と決めた時まで私はウクライナへの関心はほぼ持っていませんでした。単にGo_AやONUKAといったウクライナ出身の歌手が好きだっただけです。

むしろ、ウクライナという国の歴史的背景やロシアによって人工的に引き起こされた凄惨な飢饉「ホロドモール」、後年の悲惨なチェルノブイリ原発事故、最近の不安定な社会情勢、貧困率の高さ(十分に稼げる仕事が無いせいで外国人向け代理出産ビジネスが盛んなほど)などを考えると重い気持ちになっていたので、自分の中では「ウキウキ気分で訪れるような国ではないな…」と考えていました。
そのため、Go_Aのライブに行ってみたいという気持ちはあっても「ウクライナに行きたい」という気持ちはあまり沸いてこなかったのだと思います。

Go_Aのコンサートチケット購入

concert.uaの「Go_A」ページ

Go_Aのライブのチケットはウクライナの音楽イベントサイト「CONCERT.UA」から購入しました。ただ、VPNでウクライナに変更していたにもかかわらずエポスカードでもソニー銀行のsony bank walletカードでも支払いできなくて「なんでや…なんでや…」と何度も天を仰ぐことになりました。
ウクライナという国を対象にクレジットカード会社が決済不可にしてたんかな。

その時、最終手段として試しに楽天銀行カードを入力してみたらなんと決済完了したんです。初めて楽天銀行カードに感謝しました。
もうこれからは困った時は楽天銀行カードを使う。

Go_AのライブへGo

Art Hall D12の前に並んでいたファン達

ライブ会場はキエフ市街地の片隅の「Art Hall D12」という場所でした。周囲にはイギリス大使館などの重厚な建物が並んでてとてもロックバンドのライブが開催されるような場所ではないのですが、なぜかそこがライブ会場だったんですな。

19時開場だったのでその40分前に行くと既に20人くらいの若者が列をなしており、「おお、みんなGo_Aのファンなんやね!」と親近感を抱きながら私も列に加わりました。

外が寒かったためか18時半頃に開場されました。この時、ウクライナ人のファン達はバーコード付きのチケットコンサートをきちんと印刷してきていたので「えらいな…」と思ったよ。
私はそのままスマホ画面をピッとしてもらっただけ。

本当はこの日のライブは野外ライブだったのですが、小雨がぱらついてて悪天候だったので急遽屋内ライブに変更になったんです。でも屋内なら大音量の音が体中にガンガン響くしライトアップも直接ギラギラしてて興奮度が上がるので私は屋内ライブで良かったと思いました。

会場はスモークが焚かれていた
いい場所!

ライブ自体は20時にスタートしたので、それまでの1時間半はひたすらkindleで本を読んで待っていました。Go_Aを好きすぎる一部のウクライナ人の若者達がウクライナ国旗や特注のGo_A応援旗を持ち込んでGo_Aの曲を大熱唱していたので待っている間も会場は賑やかでしたね。

客層は10代~20代の若者が多かったです。中には小学校低学年くらいの子供連れの家族もいて、そういう人々は座席に座っていました。

熱唱していたファン達とその様子を撮影するスタッフ

そして遂に会場が暗くなり、イントロが演奏され始め、カテリーナが歌いながらマイク片手にゆっくりとステージに登場したところからもう会場のテンションは爆上がりです。私にとっても、憧れのカテリーナがわずか5m先に立って生で歌っているということが俄には信じられずもう大感激しました。
「おお、おお、あのカテリーナが目の前で歌ってる!!!!!!」という感じ。

今までYoutubeやwalkmanで散々聴きまくってきたし、ウクライナに来る道中もずっとライブの準備のためにGo_Aの曲だけを聴いていたのでどの曲もイントロを聴くだけで「あああ~~この曲~~!!!」と分かります。
爆音で生演奏と生の歌を聴くことができてもう心から感無量でした。

あああああああ~~~~カテリーナ~~~~~~~

カテリーナはもともとゴリゴリの勇ましい美人顔なのにこの時はアイメイクもビシッとキメていたので美人を通り越してかっこよくすらありました。もはや破壊力が凄まじかったです。

動作の一つ一つがキメキメやで

そんな彼女、曲と曲の間のスモールトークも上手かったんですよ。
ロシア語が分からない私は全然意味が分からなかったものの、会場の若者達は笑いまくったり合いの手を入れたりしており、カテリーナもそれに乗っかってさらなる笑いを誘ったりしていたので彼女の人柄にも惚れ直しました。

曲に合わせて最前列で飛び跳ねていた小学校低学年くらいの少年が無邪気にカテリーナに質問した際にカテリーナが少年の目線までしゃがんで「シュトシュトー?(えっ、何て~?)」と聞き返した時なんて優しかった。
※ウクライナ人は電話や会話で何かを聞き返す時に単純な「シュトー?」ではなく「シュトシュトー?」と言っているのをよく耳にした。

スモールトーク中はよく腰に手を当てて話してた

メンバーの中でも笛担当の長身の男性とは仲が良いのか、トーク中によくカテリーナとふざけているのも目にしました。

4人での公式写真でも2人はよく面白い写り方をしている
画像引用元:it.concerty.com

ロシア語が分からない私が唯一理解できたのは、カテリーナがその時着ていた服の背中に書かれていた謎の日本語だけです。頑張って解読しようとしたものの本当に意味が分からなかったのであの服が一体何を伝えようとしているのかマジで不明。
書かれていた言葉は「仮土代表じゃない仮生だよ」。

多分、日本人がキリル文字表記のロシア語の意味を理解できなくても「なんかカッケー!」と着るような感じと同じかも。

ライブはカテリーナの抜群の歌唱力とパフォーマンスの上手さで最高に盛り上がりました。
最前列の若者達はずっとスマホで録画していたのですが、私はライブの音楽を楽しみたかったので曲の演奏中はずっとノリノリで動きまくっていました。

メタル好きなフィンランド人のイメージがあったせいで同じような北国のウクライナでも「ロック×ウクライナ人」なら観客は派手に興奮して暴れまくるんじゃないかと勝手に思っていたのに(偏見がすごい)、この時の若者達の中にはまるでバラードを聴いているかのようにその場で小さく体を揺らすだけの人もいたりと予想に反して大人しかったです。
その時に来ていたウクライナ人ファン達は派手に騒ぐイケイケ系というよりは至って純粋な若者達でしたね。

カテリーナがウクライナ民謡のプロだと実感したのは彼女が歌う時に腹式呼吸しているせいで肩が上下していなかった時です。そのため、どんなに激しい曲でもカテリーナは息を切らさずに凄まじい声量と音階の広さで歌えていたんだと思います。

特に他の3人のメンバーと一緒に4人で歌っていた時はその違いが顕著で、3人の男性が息を吸う時に揃って胸と肩が上下していたのに対し、真ん中のカテリーナだけは微動だにしませんでした。
民謡の歌い方が染みついているんですね。

楽器演奏メンバーも一緒に歌っていた時

「Solovey」の時は大好きな曲だったので興奮しました。あとは「Shum」は最新曲ということもありアンコールも含めて2回歌ってくれ、そこでも大興奮しました。

ライブ中はウクライナ人ファン達はカテリーナと一緒に歌っていたのですが、ロシア語もウクライナ語も分からない私は曲の音を口に出すこととリズムと曲に合わせて体を動かすことしかできませんでした。
ただ、「Solovey」と「Shum」のサビだけは歌詞の音を覚えていたので歌えたんですよ。ライブへの一体感を味わえてホンマに嬉しかった…

ちなみに「Shum」のメロディは2通りあって、Eurovisionで発表されたver.と最初にリリースされた公式MVはちょっと異なります。Eurovisoinで歌う曲の長さもルールに決められているらしい。

以下はコロナ禍の2021/01にリリースされて「攻めすぎやろ?!」と思った公式MV。

以下はEurovison用に別に作られたver.で、Eurovision本選でもこっちが演奏されました。
ゴツイ車で爆走するカテリーナがバチバチにかっこいい。

終盤は座席も取り除かれて観客が中心に集まり、みんな夢中になって大騒ぎしていたので熱気がすごく、汗をかきました。ライブ前に分厚いコートを脱いで半袖Tシャツになり、スタンバってたウクライナ人達はよく分かってるわ…

ギラギラしたライトの色合いが最高

ライブは2時間くらいの時間でしたがもう楽しくて楽しくて仕方なく、ライブの日を迎えるまでの4日間で嫌というほど味わうことになったウクライナ社会の暗さや不愛想さ、天気の悪さによって沈んでいた気持ちが一気に吹っ飛んで雲散霧消しました。
例えるなら、ジムで筋トレやランニングをしまくって大汗をかいた後に「うわあ~気持ちいい!!!」とさっぱりと気分爽快になる感じかな。リフレッシュとはまさにあのことなんやわ。

今回のGo_Aライブに参戦してみて、ライブ参戦を趣味や生き甲斐にしてる人の気持ちが分かった気がする。確かにあれはハマるわ。私もあの興奮を毎週でも味わいたい。

ライブ終了後はライブ中ずっと隣にいたウクライナ人男性と意気投合して感想を話したりしました。「ライブ中に動画を録ってて楽しまないなんてナンセンスだよね!」と言う彼の言葉には激しく同意したよ(その彼はスモールトークでは爆笑し、演奏中は大声で歌って飛び跳ねまくって全身全霊で楽しんでた)。

スマホが登場する前の方が観客はライブの演奏だけに集中できてたんじゃないかな、とこの時ふと思いました。確かに動画を録ったら後から何度でも見直せるけど、動画を見るだけでは生演奏を聴いていた時と同じくらいの興奮度で楽しむことはできないと個人的には思います。
私はああいう場での楽しさや嬉しさはスマホの中ではなく自分の記憶のメモリに保存したいな。

Go_Aのためだけにウクライナへの航空券を予約していたので、ライブの翌朝にキエフを発ってアルメニアに帰りました。

22時過ぎにライブから帰る途中で前を通り過ぎた教会

Go_Aの公式MVの数々

「Solovey」と「Shum」以外で好きな曲の一部。ライブ会場ではめちゃめちゃ盛り上がった。

このサムネに写っているのは前身のGo_Aメンバーですね。カテリーナはこの頃から既にバキバキにかっこいいな…

Go_Aの公式Spotify

終わりに

いやあ~~本当にあのライブに参加できて良かった。今年の旧ソ連圏放浪期間の中で1番嬉しかった。大袈裟かもしれんけど「こんな喜びを感じられたんだから生きててよかった」とまで思った。

彼らは世界各国でライブを開催しているので、もし北米大陸に来ることがあれば来年からのカナダ留学中にまた参戦できるかもしれん。もしくは私がまたライブ開催国に飛ぶか、やね。

またの機会を待ってる!!!!!

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今年の冬に「Shum」がリリースされた時に書いた記事です。あの時は「Shum」の歌の背景をよく知らなかったので憶測で考察していました。

その8ヶ月後に実際にキエフで彼らのライブに参戦できるなんて露ほども思ってなかったし、その時点では台湾にワーホリに行く気でいたからそもそもブルガリアに行くことすら決めてなかった。

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