私は今回初めてバックパックで海外に出たので、事前に色々ネットで調べてはちまちまと揃えていました。まだ雪が降っていた初春のブルガリア、夏のセルビア、アルメニアと滞在してきて、個人的に「これはあって/なくても 良かった」というものを挙げてみます。
項目が多いのでPart 1とPart 2に分けました。ただ、私は旅先ではオシャレをしないので持ち物にはメイク道具やスキンケア用品、ネイルやアイロンなどは入っていません。
荷物で迷っている女性の誰かの参考になれば。
持ってきてよかったもの一覧
1.散策用
- 1-1.ウエストポーチ
- 1-2.無印良品のトラベルウォレット
2.シャワー・洗濯用
3.日用品
- 3-1.折りたたみカトラリーとマグ
- 3-2.ちょっとした袋、洗濯バサミ
- 3-3.コンセントアダプター
- 3-4.万能ナイフ
- 3-5.散髪用ハサミと爪切り
- 3-6.電動カミソリ
- 3-7.南京錠
ー以下は続きの記事(Part 2)にてー
4.衣類(Part 2へ)
- 4-1.ブラとショーツ
- 4-2.生理用吸水パンツ
5.その他(Part 2へ)
- 5-1.荷物の重量計測器
- 5-2.靴用レインカバー
- 5-3.折り畳み傘
- 5-4.折り畳み電灯
- 5-5.虫よけミスト
- 5-6.3万円分の米ドル現金
- 5-7.SIMカードの入れ替えピン
- 5-8.mont-bellのアウター
別に要らなかったもの一覧(Part 2へ)
- 1.盗難防止ウエストポーチ
- 2.NIVEAの青缶
- 3.トラベルウォッシュ(洗剤)
- 4.トラベルボトル
- 5.ポケットティッシュ
- 6.タオル、靴下、ハンカチ、帽子
- 7.1TBのHDD
- 8.腕時計
- 9.アルコールウェットシート
持ってきてよかったもの
1.散策用
1-1.ウエストポーチ

私は外出時の荷物を少なくしたいのでウエストポーチだけで出歩いています。このウエストポーチは防水な上に、3層の収納場所があるので使い勝手がいいです。
1番内側にはパスポートとボールペン(入国手続きに備えて)、中心の1番大きいスペースには財布、スマホなど(時々、モバイルバッテリーも)、そして1番外側にはアルコールジェルや買い物用ビニール袋(スーパーのビニール袋が有料の国もあるため)などを入れています。
このウエストポーチにパスポートを入れているので、海外旅行道具でよくある「首から下げるタイプ」「お腹にぴったり巻くタイプ」のパスポートケースは使っていません。ああいうタイプは「ここにパスポートがある」と相手も気付くので、何かあった時に逆に狙われそうな気がします。
1-2.無印良品のトラベルウォレット
財布は無印良品のものを使っています。薄くて嵩張らない上に、コイン、お札、カードの全てをすっきり収納できるのでトラベルウォレットでは1番お気に入りです。
ゴム紐で留めるのはナイスアイディアですね~
色は青、黒、アイボリーの3色から選べます。
2.シャワー・洗濯用
2-1.折り畳みサンダル

ブルガリア、セルビア、アルメニアとゲストハウスに滞在してきましたが、どのバスルームもビーサンを履いていること前提の簡素なスペースだったのでシャワーを浴びる時やトイレでは毎回ビーサンを履いています。
また、ゲストハウスの屋内は土足のため、気軽に過ごせるように部屋に着いた瞬間にビーサンに履き替えています(海外の安宿に泊まるならビーサンは必須かも)。
バックパックの中で嵩張らせたくなかったこともあり鼻緒部分を畳めるタイプを購入しました。私の足のサイズは23.5cmなのですが、それと同じサイズを注文して足にちょうどよかったです。
2-2.海外対応ドライヤー
私がまだ雪が降り積もる頃のブルガリアに滞在していたせいもあり、ドライヤーは本当に役立ちました。髪を乾かす以外にも室内でなかなか乾かない洗濯物を乾かす時にも使っていました。ドライヤーが備わっていないゲストハウスの方が多いので持参していると便利です。
Panasonicのこのドライヤーは「国内用/海外用」の2通りの電圧に対応しているので普段は日本国内で使用し、海外旅行に行く時に持っていく、ということもできると思います(硬貨やマイナスドライバーでスイッチを切り替える)。風力は一般的なドライヤーと変わらないくらい強いです。
また、ありがたいことにこのドライヤーにはCタイプのアダプターも付いているので、ヨーロッパなどに行く人はコンセントアダプターを持っていく手間が省けます。
ただ、夏になってからは全然使っていないので、暑い時期/地域に行く人には不要かも。
反対に髪が自然乾燥しにくい寒い時期/地域に行く場合は大いに役立つと思います。
2-3.洗濯ネット
これは以前から家で使っていた百均の洗濯ネットを1つ持っていきました。シャワーを浴びる時は濡れても問題ないこの洗濯ネットにシャンプーや石鹸などをまとめて入れて洗面台に置いたりしています。
フックに引っ掛ける紐付きのネットだったらもっと便利だったかも。
2-4.折りたたみハンガー
私はゲストハウスでは毎日洗濯物を手洗いしており、それを部屋で干す時に大いに役立っています。その際はベッドの柵などに干しているため洗濯物干し用の紐は別に要らないかな。
また、私は防寒用にGパン2着も持ってきていたのでズボン用のクリップ付きハンガーも役立ちました。
3.日用品
3-1.折りたたみカトラリーとマグ
スープを飲んだり、麺やご飯、サラダを食べたりする時に自分のフォークやスプーンがあると便利です。ゲストハウスのものは汚かったりするので…
また、マグカップもあるとインスタントスープを飲めるため寒い時期にはありがたかったです(最近はちょっと横着なことして普通のペットボトルの水や1Lパックのジュースなどは口をつけずにそのまま直接飲んでるんやけどな)。
3-2.ちょっとした袋、洗濯バサミ

ちょっとした袋(ジップロック、ビニール袋、ナップザック)というのは食品を保存したり、ゴミを入れたり、濡れた洗濯物を入れたり、買い物袋にしたり…と色々役立っています。
ビニール袋は持ち手があるとベッドの柵に引っ掛けられたりして便利です。ナップザックは服の仕分けにも使えるし緊急時の買い物袋にもなるだけでなく、パッと何かを持ち運ぶ際にも便利です。
また、洗濯バサミは開封済みのインスタント食品を閉じる時に使っています。

3-3.コンセントアダプター

国によってコンセントが異なるので、変換器を持っていきました。ただ、特定の国にしか行かないのなら最初から一つだけの変換器だけでいいと思います(ヨーロッパは大体Cタイプ)。
また、最近の電化製品は240Vまで対応しているので変圧器は不要です。
私個人の持参物で充電が必要になるのは以下のものだったので、100~240V対応のUSBアダプターを1つ持っていきました。
- androidスマホ(type-C)
- ThinkPad PC(type-C)
- kindle(type-C)
- モバイルバッテリー(USB)
- PC用マウス(USB)
- walkman(USB)
フィンランドに行った時はこのことを知らなかったので律儀に変圧器を持って行ったのですが、変圧器は重い上に場所も取るので、最近の電化製品ならそれを持っていく必要がないことを知った時は嬉しかったです。
↑このモバイルバッテリーはAnker製で高品質な上に、残りのバッテリー量を点滅で知らせてくれるので充電タイミングを逃さずに済みます。
↑乾電池ではなくUSB充電できた方が長期間の移動では便利だと感じます(乾電池はどの国でもスーパーなどに売っているものの、使い切った後はゴミになるため)。このマウスは薄くてカチカチ音も鳴らないので気に入っています。
3-4.万能ナイフ
これも相当役立っています。1番使うのは「ハサミ」ですね。衣類の値札を切ったり、食品の袋を切ったり(海外食品には切れ込みが無いものもある)。
他に使ったのは「缶切り」と「ナイフ」です。
大抵の缶詰はプルタブが付いているので問題ないのですが、瓶のアルコールを飲む時は缶切りで開けています。
また、ナイフはペットボトルの蓋を物理的に壊す時に一度だけ使いました。アルメニアのスーパーで買った1.5Lの水のプラスチック蓋がくっついていたせいで捻っても開かなかったんです。ただ、その目に遭ったのは一度きりなのであれは製造ミスなのだと思います。
3-5.散髪用ハサミと爪切り
私は髪の毛が首筋までしかないショートヘアなので、日本にいた時からセルフカットをしていました。ショートヘアだとほぼ2ヶ月おきにカットに行くことになるので出費が嵩むんですよね。
ハサミは百均で買ったものです。
また、爪切りも持ってきましたが現地でも売っていたのでこれは別に必須じゃないと思う。耳掃除用の綿棒もあちこちで売られています。
毛抜きは使いやすいものとそうでないものの差があるので愛用のものを日本から持ってきました。
3-6.電動カミソリ
現地でもカミソリは買えるものの、ホテルのアメニティのカミソリのように刃が鋭利だったりするので腕や脚、うなじは持参した電動カミソリで剃っています。電動カミソリなら肌を傷つけることもないし顔の産毛も剃れるので楽です。
乾電池タイプですが2~3年近く保ってますね。
腋については、以前私は多汗症対策として脇の手術を受けたので腋毛は生えなくなったんです。大汗に悩むこともなくなっただけでなく腋毛処理の手間が減ったのもありがたいことでした。
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3-7.南京錠
バックパック用とリュック用に一つずつと予備の合計4つの南京錠(全てTSAロック対応)を持ってきました。ただ、途中のゲストハウスのどこかで2つ失くしたり、アルメニアの空港の荷物検査でバックパックを開けられたのかそこでも1つどっか行ったりしたので今は1つになりました。
私の場合はゲストハウスでは貴重品を入れているリュックだけに鍵をかけて、服とか風呂セットとかしか入ってないバックパックはそのままオープンです。
鍵タイプの南京錠だと保管が面倒だったので、安全面を考慮して比較的解錠に時間がかかる4桁の数字タイプを選びました。
↑ワイヤーは今のところ使ったことがないけど一応持ってきています。
↑U字とワイヤーの2通りを用意したのは「ワイヤーの方が狭い穴にも通せるので汎用性が高まるのでは」と思ったからです。
バックパックのチャックの穴が小さいので、百均で買った二重リングを通して南京錠をかけやすくしています。以下のコクヨの製品はただの例です。
Part 1のまとめ
Part 1はここまでです。
「持ってきてよかったもの」の衣類、その他、「別に要らなかったもの」はPart 2へ~