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ブルガリアで個人の口座に銀行振込した方法

ブルガリアの銀行の画像

先日、急遽ブルガリア人の銀行口座に振込をすることになり結構慌てたので、その時の方法をメモがてら書きます。最終的にはブルガリアの銀行口座を持っていない外国籍の私でも振込をすることができました。

ブルガリアの銀行口座に振込んだ時の流れ(私の場合)

  1. UniCredit Bulbankの窓口に行く
  2. 振込用紙に必要事項を記入する
  3. 振込金額と手数料を支払う

1.UniCredit Bulbankの窓口に行く

相手が振込先として教えてくれた口座は「UniCredit Bulbank」というブルガリアで最も大きい銀行のものだったので、その銀行に直接向かいました。
発券機のところにいた案内係の人に「ブルガリアの銀行口座は持っていないけどブルガリアの銀行に送金したい」という旨を伝えて発券してもらいました。

窓口でのやり取りではかなり時間がかかったのですが、まずは要点だけ記述していきます。

2.振込用紙に必要事項を記入

スマホのメモ帳に転記した相手の口座情報を見せながら「ここに送りたい」と伝えると振込用紙を渡されました。
ただ、用紙の項目は全てブルガリア語なので、窓口の女性に項目を一つずつ訊ねながら記入していきました(記入はキリル文字ではなくアルファベットでOKでした)。

記入したのは「名前」「振込先口座」「金額」「金額のふりがな」「振込理由」などです。この時「金額のふりがな?!」と思ったのですが、例えば100BGN振り込む場合は「one hundred」と書く必要があるようです。

振込口座番号には「BG26 UNCR 1234 1234 1234 12」のように、14桁の数字が並びます。

振込用紙(左)と、振込完了の明細書(右)

①日付の「21th」は誤った書き方だったと今気付いた。正しくは「21nd」もしくは単純に「21」やわ。あれまあ。

3.振込金額と手数料を支払う

振込手数料は4.5BGNでした。パスポートを提示し、振込みたい金額と手数料を手渡すと記入した用紙をもとに窓口の女性が手続きしてくれました。

その人曰く、振込後は相手の口座にすぐ反映されるとのことだったので安心しました。後日振込先の人からも「無事に振込を確認できたよ」と連絡が来ました。

UniCredit Bulbankへのアクセス

  • 営業時間:8:00~18:00(※土日祝日は休み)
  • メトロの「Serdika」駅(ソフィア市街の中心地)を出てすぐ

銀行窓口は平日しか開いていないので、この日が平日で助かりました。
また、英語が通じなくて困る可能性を予想していたので比較的外国人に慣れていそうな、ソフィアで1番大きなUniCredit Bulbankオフィスに行ったものの、最初に案内された窓口の女性は英語を話せなかったようで「No English!」「Only Bulgarian!」と拒否されました(ブルガリアではよくある)。
ただ、そんなことで引き下がるわけにはいかないので英語を話せる人を呼んでもらいました。幸いなことにその時に英語を話せる人がいたので良かったです。

事の発端

今回振込んだのはヴェリコ・タルノヴォに10泊した時の宿泊費用です。

私はブルガリアでは全てBooking.comから滞在先を予約しており、その時のゲストハウスもそこで見つけました。大抵の場合、Booking.comでの支払い方法は「予約時にクレジットカード支払い」「宿泊の数日前にBooking.com経由でクレジットカード支払い」「現地支払い」のどれかで、滞在先によって異なります。
※「現地支払い」であってもブルガリアでは現金支払いしかできないゲストハウスやホテルがあるので注意が必要です。また、その場でクレジットカード支払いすると手数料が5%発生したり、返金手続きが煩雑なのか返金されなかったりしたので、現金支払いの方がいいかもしれません。

この宿泊先は「現地支払い」タイプでした。ただ、今回私はそれを完全に見落としていたんです。

今までの滞在先では、現地支払いの場合は到着時のチェックインでパスポートを提示した後にその場で宿泊費用を支払っていました。
ただ、ヴェリコ・タルノヴォで滞在したゲストハウスはチェックアウト時に精算、という方法をとっていたようで、チェックイン時には費用については何も言われませんでした。

そのため私は「いつものようにBooking.com経由でクレジットカード支払いされたんやな」と勘違いしていたんです。
この理由を一応述べると、ほぼ数日~1週間おきに大量の宿泊先を予約していたので、「予約時にデポジットとしてクレジットカード情報を入力した宿泊先」「予約時にクレジットカード精算まで済ませた宿泊先」「予約から数日後にBooking.com経由で支払い完了した宿泊先」を把握できていなかったためです。

チェックアウト当日は朝9時過ぎの電車でソフィアに向かう予定だったので、ゲストハウスのスタッフがやって来る10時には間に合いませんでした。そのため、チェックアウトの旨をメッセージ送信した時に「宿泊費用をまだ支払ってもらっていない」と返信があるまで、費用のことに気付いていませんでした。

そこで「オンラインで支払うので支払先情報を教えてもらえないか」と伝えると、銀行口座情報が送られてきました。
ただ、私は今まで海外の銀行に送金したことがなかったので方法が分からず、直接銀行窓口まで出向くことにしたんです。

銀行窓口でのやり取りの詳細

実際に振り込みできるまで相当な時間がかかったのは、窓口の人と認識の差異があったためだと思います。
私は「ブルガリアの銀行口座を持っていないけど、あるブルガリア人の口座に送金したい」と伝えたのですが、窓口の女性は「銀行口座が無いなら送金できない」の一点張りでした。
ただ、私は「日本の銀行では例えその銀行口座が無くても振込用紙経由なら送金できるので、ブルガリアでもそれができるのでは」と考えていました。

どんなに説明しても冷たくあしらわれるだけなので、ネット検索で見つけた「Wise」という海外送金を使おうか…と仕方なく銀行内で登録し始めました。
送金情報入力画面でブルガリアの銀行口座を登録する際、別の窓口の女性に入力方式が合っているのかどうか訊ねてみると「その情報が分かるなら窓口で送金できるよ」と教えてくれたんです。
この女性は本当に親切で、振込用紙の記入方法から送金処理まで英語で丁寧に対応してくれました。

正直、ブルガリア在住権も銀行口座も持っていない外国人が「ブルガリアの銀行口座に送金したい」と言った場合「外国人がなんか無茶なこと言ってら」と思われても仕方ないのかもしれません。
そのため、言葉で説明するのではなく最初から振込先のブルガリア人の銀行口座情報を提示すればよかった、と思いました。
そうすれば窓口の人も「この外国人は送金先を把握している」と分かったと思うからです。

また、この時の親切な窓口の女性から「郵便局でも送金できるけど、どこの郵便局が対応しているのかは分からない」とも言われたので、銀行だけではなく郵便局からでも振り込みできるのかもしれません。
※別の日に余分な荷物を日本に送るために国際便も扱っている郵便局(Sofia customs post office)に行った際、建物内が改修中だったので「ソフィア国際空港に行って」と言われたことがあります。そのため、郵便局の窓口で送金可能なのかは知れずじまいです。

終わりに

私の確認不足と勘違いのせいで本来なら必要のない手続きをすることになったのですが、なんとかなって良かった。今度からは宿泊先の支払い方法を毎回確認しよう。