ソフィア国際空港到着とSIMカード購入

ブルガリアの首都にあるソフィア国際空港に着いた後、メトロで市内へ向かいSIMカードを購入しました。なかなか色々ありました…

空港到着

現地時刻の13時半頃にソフィアに到着しました。空港は売店が軒並み閉まっており、暗くがらんとしていて「これが一国の国際空港…」と少し面食らいました。案内板の文字がキリル文字だったので、異国に来たんだなと感じました。

入国審査前に、広いスペースでPCR検査の陰性証明書を持っているかどうか確認されました。防護服を来た係の人から「PCR?」と訊ねられ、そこで持っていない場合は左の列に並ばされ、持っている場合は「このまま進んで」と指示されます。ブルガリア国籍者が入国する場合は陰性証明書が不要らしいので(その代わり10日間の自主隔離期間が必要)、大体の人達は左に並び、私のような外国人は陰性証明書を持っているのでそのまま入国審査に進みました。

入国審査は「EU圏パスポート保有者用」の2列と「全ての人用」の1列に分かれており、警察官が一人ずつ確認していく方式でした。マスクを下げて顔確認された後、渡航目的を告げて終わりました。

ソフィア国際空港の手荷物受取場所
一番奥のレーンで荷物が流れてきました
空港の到着ロビー。壁一面にレンタカー受付窓口があります

市内へはどうやって行くんや…

手荷物の中から充電用USBケーブルを引っ張り出し、無事に充電を開始できたのも束の間、なぜか空港のWi-Fiに接続できずネットを使えませんでした。スマホ用のセキュリティアプリとVPNアプリを入れているので何かひっかかったんかな…

インフォメーションの人にSIMカードを買える場所を訊ねると「City center」と言われました。てっきり空港内で買えると思っていたのでちょっと焦りました。
そのため、今度は市内までの行き方を訊ねると「私は空港の案内係だから分からない。あそこのレンタカーの人達に聞いて」というように返されました。この係の女性の英語はブルガリア訛りがすごくて、丁寧に説明してくれる割にはほぼ分からなかったのですが、なんとか意味を掴みました。

次に向かったのが壁面にずらっと並んだレンタカー窓口です。私を客と思ったのか、「ここで受け付けてるよ~」とにこやかに手を挙げてくれた女性の係の人に申し訳なく思いつつ、市内までの行き方を訊ねました。その人は親切にも「ここを出たらすぐにバス停があるから、そのバスで行ける」ということを教えてくれました。

お礼を告げて外に出ると、確かにバス停がありました。バス停の隣にチケット売り場(日本の宝くじ売り場のような小さい小屋)が見えたのでそこで市内行きのチケットを買おうと思って向かっている時、いかにも雰囲気の悪い男性集団に何か言われて絡まれたので無視して正面突破すると背後で「コロナ」と言う声が聞こえました。
アジア人への差別が激化しているので、アジア圏以外で過ごす場合は自分もその被害に遭うことは覚悟していましたが、空港に到着早々それを経験することになるのは予想外でしたね。

チケット売り場の女性に市内までのチケットを欲しい旨を伝えると「ホテルはどこ?」と聞かれました。ゲストハウスの最寄り駅(Obelya駅)を含んだ地図画像と共に伝えると、「ここに行くにはバスではなくてメトロに乗ったほうが良いよ」「24時間どんな公共交通機関でも乗り放題になるチケット(4レヴァ)が便利」と教えてくれたのでそのチケットを購入しました。

24時間乗り放題券(4レヴァ)

私としてはまず市内でSIMカードを購入したかったので市内行きのバスに乗ろうとしたところ、「それは乗っちゃ駄目!メトロに乗って!」と言われたのでメトロの場所までの行き方を教えてもらいました。この女性はかなり面倒見の良い方で、英語でなんとか説明しようとしてくれているのがひしひしと伝わってきました。

改めてメトロに向かおうとすると、またさっきの輩の一人が「市内に行きたいん?」と話しかけてきたので無視しました。明らかに親切心ではない雰囲気を醸しながら近寄って来られても信用するはずがないんだけどなあ…

ソフィア国際空港のメトロ乗り場

空港の外に出て「M」マークが見える場所がメトロ駅
メトロのマークは市内でもこのマークなので分かりやすいです

空港のインフォメーション→レンタカー窓口→バスのチケット売り場…と渡り歩いてようやく市内に行けるメトロに辿り着きました。

メトロ駅

メトロの切符窓口で市内に行きたい旨を伝えると「Serdika」という場所で降りることが分かりました。バス停で購入した乗り放題券を出すとバーコードをピッとしてくれました。メトロに乗る時は、このバーコード部分を改札にかざすと緑色のランプが付いてバーが動くようになるので体をくぐらせて通過します。

市内行きのメトロ(右側)

お目当てのメトロがタイミングよくプラットフォームに滑り込んで来たのでそれに乗り込みました。座席と吊り革の他に、壁面にほんの僅かに広告が挟まっているシンプルな内装です。

東京メトロの各線が色分けされているように、ブルガリアのメトロも色分けされていて分かりやすいです。空港から乗ったのは黄色線(4番)のメトロでした。キリル文字の下にアルファベット表記もあるので、音声案内がある度この路線図を確認しました。

4つのメトロ線が色分けされている駅一覧
主要駅周辺の名所
Serdika駅周辺の観光地。この地図を見ながら次に行く場所を決めていました。

市内に着いた

続々と人が乗ってきて、ソフィア市の中心駅「Serdika」に到着しました。改札の出口で切符をかざす必要はなく、回転するバーを押して出るだけでした。

Serdika駅の地上
Serdika駅の付近

さて、ここでもあちこち渡り歩いたんですよ…生憎この時生理だったので、背中には40Lのバックパック、背面にはずっしりとしたリュック、お腹にはウエストポーチという出で立ちで長時間歩き続けるのは本当にきつかった…

メトロの中心駅といっても小さい駅なので、残念ながらコインロッカーは無かったです。そもそも街全体が外国人観光客をあまり想定していないような雰囲気がしました。一旦ゲストハウスに荷物を置いた後に再度市内までやって来てSIMカードを買おうかとも思ったのですが、二度手間なので体に鞭打って歩き回りました。

携帯ショップはどこ…

インターネットが無いので、ひたすら人に聞くしかありませんでした。メトロ内の小さな売店でSIMカードを売っている場所を訊ねたところブルガリア語で返されたので、「階段を登ったらある」という身振りでなんとか把握しました。

ただ、階段を登ってもそれらしき店はなかったので、今度はナッツを売っているお店「Rois」の店員さんに訊ねました。このナッツはブルガリアの都市圏で展開しているチェーン店らしく、ソフィア市内のあちこちで見かけました。アーモンドやカシューナッツを始めとしたナッツの塩煎りやチョコがけなど様々な種類があり、100g単位で量り売りしてくれます。

ナッツ店「Rois」

ナッツ店「Rois」
この時に買った「チョコレートシナモンアーモンド」が気に入って別の日にも買いました。アーモンドが丸ごと入ったチョコレートの周りにシナモンパウダーがまぶされており、美味しいです

2人の若い店員さんは英語を交えて地図を書きながら教えてくれました。その地図の通りに行くとブルガリアの3大携帯電話会社の一つ「A1(アーノ)」に無事辿り着けました。

A1でSIMカードを買えた

Serdika駅
メトロのSerdika駅構内にある小売店「1 minute」側(Roisの反対側)の階段を登る
Serdika駅を出て、派手な壁画の建物とマックに向かって歩く
マックの手前にある携帯ショップ「A1」

店員の女性にSIMカードを買いたい旨を伝えると、「インターネットのみ」と「ネット+SMS付き」のどちらがいいかを訊ねられたので、何かあった時に電話もできるよう後者を選びました。
6GBで10レヴァ(約670円)でした。ただ、なぜか私のカードが読み取られなかったので(この理由は後述)現金支払いする必要が出てきました。

そのため「現金下ろしてまた来ます」と伝えて道を戻り、メトロ駅のすぐ隣にある銀行にヨロヨロと向かいました。銀行の窓口で現金を引き出したい旨を伝えると、係の人が「私も行くわ」とATMの操作を横で教えてくれました。エポスカードで40レヴァ分キャッシングし、現金を手にしました。多めに引き出したのは、また現金が必要になった時に備えてです。
この時キャッシング用に準備していたセディナカードも持っていたのですが、まさか初日から現金をキャッシングするとは思っていなかったので暗証番号を覚えておらず、慣れているエポスカードを使った次第です。いやはや…

再びA1に戻り、今度こそSIMカードを購入できました。パスポートを見せ、電子サインして終了です。データ量が無くなったらネットからチャージできるそうです。
その場でSIMカードを入れ、ようやくインターネットに接続できました。長かった…

A1のSIMカード(6GB)。カード裏面にSMS受信可能な電話番号も表示されていました。ただ、説明書も案内SMSも全てブルガリア語です

SIMカードを買いたい場合に気をつけること

独立店舗型携帯ショップは土日が休みなので、もしブルガリアに土日に到着した場合はその日にSIMカードを買えないかもしれません(大型ショッピングモール内の携帯ショップなら開いているのかもしれないのですが…)。

私はそれを知らなかったものの今回は偶然月曜に到着したので当日に購入できました。ただ、その後Plovdivに着いた時は土曜日だったので店が閉まっていました。
SIMカード購入にはパスポートが必要です。また、SIMカードを入れ替える用のピンもあると便利だと思います。

クレジットカードが使えなかった原因の可能性

A1だけでなく宿泊先の近くのスーパーでもエポスカードが使えなかったので、今まで日本で利用されていたカードが急にブルガリアで利用され始めたために不正利用を疑われ、エポスに停止されたのでは…と思いエポスカードにメールで問い合わせしてみました。

すると、エポスカード側はそのような停止をしておらず現在も問題なく利用可能だったことが分かりました。カスタマーセンターの方曰く、カードの読み取り機器が古かったり、カードが磁気不良を起こしてたりなどすると読み込めないそうです。

その後の買い物でも何度か試したのですが毎回カードが使えなかったので、単純に、スマホと接触して磁気不良でも起こしていたんでしょうね。そのため、今はオンライン決済の時はエポスカードを使い、通常の店頭決済時はセディナカードを使うようにしています。クレジットカードは他にイオンカードとSony bank walletを持ってきていますが、それらはブルガリアで使う予定はないです。

ただ、比較的大きい場所以外で何か支払う際は現金の方が都合がいいと感じているので、今は基本的に現金支払いメインです。

Serdika駅周辺まとめ

以上の地図はこちら。
街には観光客向けのFree WiFiなどは無いので、早めのSIMカード入手が必要だと感じました。