渡航前PCR検査と出国手続き

ブルガリアに行くと決めてからというもの超特急で色々慌ただしく渡航準備を済ませてきましたが、PCR検査も受けていよいよ出国の日を迎えました。

渡航前のPCR検査

PCR検査は渡航の前日に浜松町の「芝国際クリニック」で受けました。土日も検査をしていて、当日に結果受取が可能である数少ない都内のクリニックだったためです。

PCR検査は保険適用外なので唾液検査の方を選んだ私の検査代は24,200円(税込)でした。
※現金支払いのみ

国によっては「PCR検査は咽頭検査のみ」という指定もあるそうなのですが、ブルガリア入国にはそのような指定がなかったので安い唾液検査の方を受けました。
受付時にパスポートを見せ、陰性証明書となる用紙に自分で名前やパスポート番号を記載し、検査自体は10分くらいで終了しました。

検査室には噂に聞いていた通り「梅干し」と「レモン」の画像が貼られており、それを見ながら唾液の分泌を促すというなんとも面白い検査方法でした。
日常生活でレモンにあまり馴染みがない私にとっては梅干しを見た方がはるかに効果的でしたな~。
でも、梅干しを知らない国の人からしたら「何この赤い物体?」と思うのかも。

都内で海外渡航向けPCR検査を受けられる機関

PCR検査を受ける検査機関は「無症状者・海外渡航者を対象とした自費診療の 新型コロナウイルスPCR検査実施医療機関・病院・クリニック一覧(東京都)」ページから探しました。

「渡航用証明書発行可」「安い」「土日可」「当日受取可」の条件に見合うクリニックを探していくのはなかなか骨が折れました。
最初は民間の数千円で受けられるPCR検査を考えていたのですが、渡航用陰性証明書の発行はしていないようだったので正式な医療機関で受けることにした次第です。

芝国際クリニックに決めた理由は、土日も検査可能ということ以外に、発行した証明書で実際に入国できた国を掲載していたので信頼ができたこと、他の病院だと3~4万円かかるところ2万円代で検査できることです。
ブルガリアへの航空券を購入後、公式サイトからネット予約しました。

芝国際クリニックへのアクセス

現在、ブルガリアに無査証入国する日本国籍者の入国条件は「入国前72時間以内に受けたPCR検査が陰性であること」で、在ブルガリア日本国大使館のよくある質問ページ曰く、提示する証明書は紙でもスマホの画面でも良いそうです。
原本(紙)を持っているだけでなく、念の為スマホでも写真を撮っておきました。この原本は出入国手続きの際に役立ちました。

成田空港に着くまで

出国当日、日暮里駅付近のホステルをチェックアウトした後の6時間はネカフェで過ごしました。

成田空港駅の1つ前の駅「京成成田駅」付近にいくつかネカフェがあったのでちょうどよかったです。
PCR検査結果受取まで過ごした新橋のネカフェでは呪術廻戦を1~11巻まで読んだのですが、この日は進撃の巨人の20~33巻までを読みました。ソフトクリーム食べ放題って良いですね。

離陸は22:35予定だったものの、特にすることもないので18時頃には成田空港の第2ターミナルに着いていました。
コロナ禍に加えて夜の便ということもあるのか、ターミナル2のチェックインエリアはガラガラでした。

人が並んでいたのはカタール航空のJカウンターのみ

ただ、乗客はほぼいないものの一人あたりのチェックイン完了までに相当時間がかかりました。通常の荷物預け入れ手続き以外にコロナ禍における特別対応があったためです。暇を持て余して早めに来ておいたことが思わぬところで功を奏しました。

カウンターでパスポートを見せた後、以下のような対応がありました。

  • PCR検査陰性証明書のコピー
  • 係の人によるブルガリアの入国条件の確認
  • 入国目的、ビザの有無、滞在予定期間の確認
  • 入国の際にブルガリア出国用の航空券を求められた場合その場で買えるだけの現金もしくはクレジットカードを持っているかどうかの質問
  • PCR検査証明に関する個人情報保護の承諾書にサイン

隣のカウンターではある一行に対して「PCR検査証明書を持っていない場合は入国できない」というようなやり取りが長々と聞こえていました。
色々調べていた時に、国によっては現地到着後にPCR検査を受けて陰性ならOKという条件も見かけたのですが、こんなに情勢がコロコロ変わる今は出国前に陰性証明書を用意できている方が出入国時に安心かもしれないと感じました。

カタール航空のエコノミーは「預け入れ荷物は23kgまで、機内持ち込みは7kgまで」という制限だったので、荷物がパンパンだった私は荷重超過したらどうしようと内心焦っていたのですが無事に制限内でした。

また、私はこの時メインの荷物(40Lのバックパック:預け入れ用)とPCなどの貴重品を入れたリュック(機内持ち込み用)の他に、スマホや財布・パスポートを入れたウエストポーチも身に着けていました。
でもそれは特に重さを測られることもなく「そのまま機内持ち込みOK」と言われたので安心しました。

無事にチェックインできた後の手続きはスルスルと流れるように終わりました。
搭乗客が全くいないので係の人達が各所で手持ち無沙汰で立っており、手荷物検査も金属探知検査もパスポートチェックも私1人に対して2~3人くらいの係の方がいたかもしれません。

搭乗口までの通路の売店もシャッターが閉まっていたり、そもそも商品棚が空だったりして全て閉まっており、当然搭乗客もいないので「夜の空港貸し切り」のように感じました。

誰もいない成田空港の通路

余談:機内に持ち込むための水の購入

以前タイに行った時、7時間ほどの空の旅ですら喉が乾いて仕方なかったので、それを上回る長さの時間を機内で過ごす今回は必ず水を持ち込もうと決めていました。

どなたかのブログで「液体だと荷物検査時に没収されるので空のペットボトルを持ち込み、機内で水を入れてもらう」という方法を知った時は「なるほど、そういうこともできるのか…」と思ったのですが、搭乗口までの通路に自販機があったので結局そこで500mlの水を購入しました

suicaで払えるものと日本円の現金支払いのみの自販機がありました。渡航後に使わない日本円は極力減らしていこうと思っていたので財布には40円くらいしかなく、suicaに辛うじて残高があったことが救いでした。
機内で水が配られたものの足りなかったので、500mlの水を持ち込んでおいて良かったです。

終わりに

搭乗まで1.5時間くらいあるのでつらつらと書いています。

アパートも引き払い、出国手続きも済ませたのにブルガリアに行くという時間が全然湧きません。高揚感もなく、「ちょっと1泊どっか行ってくるか」くらいのある意味淡々とした、ぼーっとした気持ちです。

これから成田→ドーハ(12時間)、乗り継ぎ(3時間)、ドーハ→ソフィア(7時間)の合計22時間以上も経てば自分はブルガリアの地を踏んでいるんですね。2月になったばかりの頃はブルガリアに行くことなんて考えてもいなかったのに、なんとも不思議な結果です。

もしあのまま台湾にワーホリに行けていたら、もしくは台湾に行けなくてもエストニアに行けていたら、私は今回ブルガリアへの渡航を思いつきもしなかったはずです。そして今後の人生においても「ブルガリアに行こう」とはあまり思わなかったでしょう。
何がどうなるか分からないものですね。

入国拒否されやしないだろうかという漠然とした不安が渦巻いているので、無事に入国できることを願っています。後は現地に着いてからどうとでもなると思うので。