Obelya駅の2駅先に商業施設一帯をGoogle mapで見つけたので、天気のいい日に散歩がてら足を延ばしてみました。
ひたすら歩く
見渡す限り高い空と広い道路が続く田舎の町の雰囲気で、とりあえずGoogle map上の道に従って歩いていきました。平日の昼間だったのですが男性も女性も散歩のように外を出歩いていて、日本だとそういうことはまず考えられないので新鮮でしたね。






ブルガリアレストラン
ブルガリア料理を食べたいと思っていたので、レストランに行きました。対応してくれた最初の店員の男性に予約してないけど大丈夫かどうか訊ねると困ったような顔をされたのですが、比較的英語が分かる別の男性がその後ずっと対応してくれました。
ただ、メニューはブルガリア語しかなく、その店員の男性も少ししか英語を話せなかったので「チキン、ポーク、フィッシュ」として挙げられたうちのフィッシュを注文しました。なんとなくニュアンスで「1番いい魚料理を出すよ」と言ってくれているのが分かりました。
その後「サラダいかが?」「パンは?」と聞かれたので、1週間近く野菜を食べておらずビタミンを欲していた私はサラダも頼み、ついでにパンも頼みました。

店内はブルガリア語の音楽がかかっており、平日でお客さんもいなくて暇なのか店員の人々は音楽に合わせて小さく歌ったり体を揺らしたりして店内をブラブラしていました。
ああいう気楽な雰囲気はいいですね。
サラダ

まずサラダが来ました。サラダ菜以外にスイカの白い部分のような野菜(瓜の1種?)やネギも含まれているサラダは初めてでした。生野菜がふんだんに使われていたので、「野菜や…野菜…」と夢中でムシャムシャ平らげました。
ただ、レシートを見るとここだけ「5.1レヴァ×4」だったので4人前だったんでしょうか?それとも、ぼったくられた?
う~ん、よく分からん…
魚料理

次に来たのがメインディッシュの魚料理です。後から知ったのですがマスのようです。白身だったのでホッケの塩焼きを思い出しましたね。
レモンをかけてナイフとフォークで身を崩して食べました。箸で焼き魚を食べるように骨だけにしていたら、ちょっと見に来た店員の男性に「おいおい、まじか…」みたいな反応をされました。
パン

パンは焼き立てでもちもちしており、ほのかに塩がかかっていて美味しかったです。人生初、焼き魚をパンと共に食べました。意外と合いますね。でも、料理はかなり量が多かったのでパンを頼んだことを若干後悔しました。
料理の合計は水0.5L(1.40レヴァ)も含めると26.8レヴァでした。1~2日分の食費なら10レヴァ以下で済むスーパーでの食材費用と比べるとやはり割高ですね。美味しかったし、スーパーで買う食品では全然違う満足感が得られましたが、日常の食費よりもはるかに高くなるのでレストランにはしばらく行かないようにしようと少し思いました。
Slivnitsa駅
帰りはObelya駅まで一駅のSlivnitsa駅からメトロに乗りました。Googleのこの駅のレビューに「ソフィアのメトロで最も陰気で気の滅入る駅」「この駅は使わない」などと否定的なレビューを見つけたので興味が湧いて行ってみたんです。



予想に反してそこまで暗くもなかったので拍子抜けしました。
改札や切符売り場が地下にあるので天井が低くて窓がなく、四方をコンクリートに囲まれているので低評価だったんでしょうか。
もしくは、雨の日や夜ならもっと陰鬱な雰囲気だったのかもしれません。



メトロはどこで乗ってもどこまで行こうとも1.6レヴァなので自動券売機にコインを入れれば買えます。券売機が動いてなさそうな時は有人の切符売り場で買えるのでOKです。
切符は改札口に入る時に読み込ませるだけなので、電車から降りる時に「あれ?切符どこやったっけ?」と慌てる必要がなくて楽です。
Obelya駅から滞在先までの風景
メトロの駅から滞在先までは歩いて15分ほどで、何度も通るうちに愛着が湧いてきました。






Obelya駅界隈の地図
以上の地図はこちら。行きだけで3~4km歩いていたんですね…