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一人暮らしの私が出国した時の失敗談

掃除用具

私は1月の中旬に退職し、3月の初旬に日本を発ちブルガリアに向かいました。日本を出るに伴って退職からアパート退去まで一気に進めたのですが、その時に発生した出費や失敗を踏まえて「もし今度同じことがあればこの時はこうしよう」と思ったことを書いていきます。

私はこれらのことを何も考えていなかったので、節約できた部分もあったと後から気付きました。

住民税

一人暮らしをしていた社会人が日本を出るにあたり考慮する必要があるのは住民税だと思います。
私は退職後に自分で役所で支払手続きをしなくて済むよう、退職前に総務部の方に依頼して最後の給与で今年度分の住民税を一括徴収してもらいました。そのため、春以降に自分で支払う必要はありません。

ただ、1/1時点で住所がある場所で住民税が発生するので、出国タイミングを12月以前にしていれば住民税が発生せずに済んだのだと思います。

退職のタイミングと社会保険料の関係

締め日がポイント|退職時に損をしないための税金と社会保険料」ページ曰く、給料の締日よりも前に辞めた場合は社会保険料の天引きが少なく済むそうです(退職する月と資格喪失する月が同じなので会社が保険を負担しない)。

私の会社は月末締めだったので、20日に退職した私はこの場合に該当しました。

国保

上記の影響を受けるのが国保です。

退職後無職になった場合は何らかの保険(多くの人は国保)に必ず加入する必要があるようです。
私はそうとは知らず「出国までたった2ヶ月間だし病院にも行かないだろう」と思って放っておいたところ、出国間際に海外転出届を提出する際に窓口で未払いの国保代が発生していたことを知りました。

その月の末日に日本にいる場合は1ヶ月分の国保代が発生するらしいので、3月の初旬に発つ私は1月分と2月分の合計2ヶ月分の国保を支払う必要がありました。
もし1月末に退職していればその月の保険料は会社が支払うので、私が自分で支払うべき国保代は2月分のみになっていたのだと思います。

国保の月額は前年7月以降から退職日までのその人の収入によります。1月に退職した私のその年の1ヶ月分の国保代は前年7月~12月の収入で決まると市役所の窓口で説明を受けました。

無職になった直後に国保支払いが厳しい場合は、会社での社会保険を喪失した20日以内に役所で以前の会社の健康保険に任意で加入し続ける「健康保険任意手続き」をすれば多少は安く済むそうです。
また、家族の扶養に入ったりしても通常時より保険料が低くなるそうです。詳しくはFPの方が説明している外部記事「退職後、保険の支払いを安くするには?」にあります。
こういうことを全く知りませんでした。

私の場合、退職日を証明できる書類(離職票など)を持って役所に行き、念のためその場で減免申請もしてもらいました。コロナで申請処理手続きに時間がかかっていることもあり、審査結果が届くまでに3~4ヶ月ほどかかると言われました。
※もしこの書類が無かった場合、国保を支払っていない期間の2年前の収入まで遡って算出されることになるので書類はあった方がいいと感じました。

追記(2021/05)

あの後4月中旬に国保代の請求書が転送先住所に届いたので画像を送ってもらい、ネットバンクからPay-easyで支払いました。2月下旬に申請し、請求書が届くまで2ヶ月ほどかかったんですね。

不要品の処分

一人暮らしが出国する際にはアパートを引き払うので、不用品の処分もする必要があります。

私の場合はアパート退去日の2週間前頃に家具や家電の宅配買取業者に本棚やオーブンレンジ、こたつ机などの大型家電を買取してもらいました。
買取といってもほとんど値段がつかず無料引き取りされ、中には引取拒否された物もありました。押し入れ収納用のプラスチックボックスなどは自分で店に持ち込まないといけないようです。

とは言うものの、処分の際に数千円かかる冷蔵庫を無料で引き取ってもらえただけでも助かりました(リサイクル家電に分類される冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなどは個人で処分する場合の費用が高額のため)。

同じく処分費がかかる洗濯機は外に設置していたことが理由で引取不可とされました。汚れや劣化などに厳しいそうです。まあこれは仕方ないですよね。
でも、退去日までコインランドリーではなく自宅の洗濯機での洗濯が可能になったので、ある意味こっちの方で良かったのかもしれません。

レンジが無くなったものの何かを温める時はガスを使えば済みますし、夏ではないので冷蔵庫が無くても特に支障はありませんでした。

ただ、残りの家財一式を処分する際に民間業者に頼んだためとんでもない額がかかりました。
各業者サイトが謳う「軽トラでの処分:1万円~」などというのは目安にもならないのだと痛感しました。

引っ越しシーズンである2~4月は最終的に粗大ごみを処分する廃品処分業者が処分費用を大幅に釣り上げるため、一般人が不用品回収業者に支払う金額も値上がりするそうです。
私は引っ越し繁忙期の3月にアパートを退去したので、生憎のことに不用品処分費用が高い時期でした。

安く済ませるには市や区の粗大ごみ回収を利用するしかないのですが、収集日が決まっている上に引き取り件数やサイズに制限もあるので急な引っ越しや大量の処分には間に合わないかもしれません。

部屋にある大型家具を全て自力で外に運び出せるなら、軽トラやハイエースでもレンタルして自分で処分場に持っていくというのが1番安上がりかもしれないと思いました。

まとめ

以上の失敗から、一人暮らしの社会人が海外転出届を出して(住民票を消して)出国する場合に1番都合が良さそうに思えた時期は「夏」です。
以下がその理由です。
※航空券代や留学タイミングなどはここでは考慮に入れていません。

8月~9月頃に退職

7月以降の収入だけで国保代が決まるので、そこまで高額にならないかもしれません。

退職したその月に出国、もしくはなるべく月をまたがずに出国

末日よりも前に日本を発てばその月の国保代は発生しないためです。
私の場合、もし2月中に発っていれば1月分の国保代だけで済むはずでした。

夏に不用品処分

引っ越しの閑散期なので処分費用も比較的低く済むかもしれないためです。
たとえ春に退去する予定になっても、夏の時点で処分できるものは前もって処分しておくこともできると思います。

服を売る場合も季節の需要を考えた方が比較的高値がつきやすいので、引っ越しタイミングが決まった時点で断捨離は開始できそうです。

出国時期の考慮

これは夏に限ったことではないのですが、1/1に日本に住民票が無ければ住民税も発生しないためです。

終わりに

これはあくまでも出国タイミングの悪さで10万円以上失った私の失敗経験から思ったことです。もっと他にも効率的な方法があるかもしれないですね。誰か一人の参考にでもなれば。