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台湾旅行に行った時のこと

台湾の美麗島駅

2018年9月に5日間台湾に一人旅してきました。訪れたのは高雄、台南、台中、台北です。
初めての台湾だったので、事前に旅行ガイド本を読み込んでは「ここに行きたい」「ここにも行きたい」と印を付けたりしていました。

その時のことをつらつらと。

この記事の概要

沖縄~高雄へ

当時は岡山に住んでいたので、関西国際空港→台北桃園空港という便で予約していました。ただ、ちょうどこの時台風21号が直撃して関西国際空港の滑走路や連絡橋が機能しなくなっていたので、急遽岡山空港→沖縄空港→高雄国際空港という便で台湾に向かいました。

突然真夏の沖縄にも行けることになったので、個人的には不幸中の幸いだったと思います。高尾への便は夜だったため、それまでは「美ら海水族館」に行ったりしていました。

夜の沖縄空港に行くと、ほぼ中国語話者の観光客だらけでした。そのため空港の係の人達は中国語で案内をしており、私もなぜか中国語で案内されました。

無事にTiger airに乗り込むと、私の予約していた窓際の座席に既に先客の女性がいました。「あらっ?」と困惑していると、どうやらその女性は窓際に座りたかったらしく「ここ座っちゃうね~あなたは代わりにこっちの席どうぞ」というようなことをニコニコしながら中国語で言ってきたので、特に拘りもなかった私は「あ、そうなん、OKOK~」と返しました(この時点で「台湾の人めっちゃおおらかやな…」と思い始めた)。

その女性と隣りに座っていた彼氏の2人は高雄出身らしく、ちょこちょこ話しました。

高雄の「美麗島駅」

台湾で「ここには必ず行きたい!」と思っていた場所の1つが美麗島駅でした。この駅は天井がライトアップされており、とても綺麗なんです。その美しさから「世界で最も美しい地下鉄の駅の一つ」にランクインしています。
→世界各地の美しい地下鉄のまとめページ:「The world’s most beautiful subway and metro stations

そのため、空港からのメトロでまず美麗島駅まで向かいました。夜に到着したことが幸いして人が少なかったので思う存分写真を撮ることができ、嬉しかったです。

極彩色のコントラストが良いですね…
天井の模様も凝っています

翌日高雄から台南へ鉄道で移動したので、高雄の観光はしていません。高雄にはなかなかド派手な観光施設が多いようなので、今度はゆっくり観光してみたいです。

滞在先の近所の高雄の街

台南のそぞろ歩き

オランダによる台湾統治時代に建てられた赤崁楼(チーカンロウ)

鉄道で移動する際、中国語が分からない私でも駅構内の漢字を見れば特に困ることなく利用することができました。
台南駅のすぐ外に荷物預け場所(と言っても、倉庫みたいなスペースに紙のタグを付けて置くだけ)があったのでそこを利用しました。

台南ではあちこち巡りたい場所があったので、レンタルサイクルに乗って町を走り回っていました。「今度台湾行ってくるわ」と話した時、自転車に興味があるその知り合いが「台湾といえばGIANTよな!」と興奮して言っていたのですが、確かにその人の言う通りGIANTのレンタルサイクルを多く目にしましたね。

自転車で爆走している時に「漢字だらけや!」と感激して撮った街並み
昼間の神農街は閑散としていました
住宅街を歩いている時に突如として現れた寺院

帆布製品を取り扱う「廣富號」

「廣富號」の店舗内
画像引用元:廣富號手製帆布包──這次,我們不談設計

ガイドブックで一目惚れし、「台南でぜひ買いたい」と思っていたリュックが「廣富號」というメーカーが製作していた下図のリュックです。店内には手作りの帆布バッグやリュックが沢山並んでいました。
このリュックはカラフルで可愛かったので、その後の台湾旅行や日本での日常でも使っていました。
※2018年当時はこのリュックが販売されていたものの、現在も取り扱っているのかは不明です。

台南は帆布製品が有名らしく、この「廣富號」は台南の三大帆布製品店の1つらしいです。
台湾の自由時報が「廣富號」を取材した記事:「【感受台灣帆布包的溫度】台南‧廣富號 擅歐洲工藝手法」によると、製作にはヨーロッパの手法を取り入れているそうです。

「廣富號帆布包」台南店のアクセス

次に、ガイドブックで見つけて興味が湧いたのが「窄門咖啡館」です。
実際に行ってみると、160cm・52kgくらいの標準体型の私でも体を横向きにしないと通れませんでした。狭い通り道を抜けると階段があるので、そのまま2階に向かうとカフェに着きます。
秘密の隠れ家みたいで面白い場所です。
台北ナビという旅行情報サイトにに詳しいページがありました。
→「窄門咖啡館(台南市)

かなり狭い入り口のカフェ・窄門咖啡館

台中のそぞろ歩き

台中といえば「宮原眼科」。日本統治時代の眼科診療所をそのままリノベートしています。台湾は歴史ある建物を改築して活かした店舗が多いですよね。

夜に訪れたこともあり、店内は不思議な雰囲気でした。

宮原眼科の店内
階段から見下ろした時

店内には特別パッケージのお菓子が沢山売られており、特にチョコレートが美味しそうでした。

量り売りのチョコレート

「宮原眼科」の隣にはアイスクリーム店もあり、好きなトッピングを載せたものすごいボリュームのアイスを食べることができます(2人でシェアした方が良さそうなくらいの量)。

台北のそぞろ歩き

台北では、大学時代に知り合った台湾人の友人と一緒に歩き回っていたのですが、友人は台湾名物の小籠包店「鼎泰豐(ディンタイフォン)」にまず連れて行ってくれました。本当に美味しかったです。
ガイドブックにあった「酢醤油+生姜」の通り、生姜が加わると一気に味が引き立ちますね。

地元の人々にも人気なようで、相当並んでいました。

鼎泰豐(ディンタイフォン)
小籠包

日本にも「鼎泰豐」の店舗があるので、以前東京で行ったことがあります。美味しかった…
→日本の公式サイト:http://d.rt-c.co.jp/

この時の余談

台北ではその友人とだけ会う予定だったのですが、当日「鼎泰豐」に行くとなぜか友人の友人カップルも一緒に来ていて「??!」となりました。
「台湾人や中国人は友達の集まりに友達を連れてくる」と聞いたことがあるのものの、知らない人が何食わぬ顔でそこにいると一瞬戸惑いますね(ここで「やあやあ!」と自然に打ち解けられる中国人・台湾人すごいな…)。
ただ、その友人カップルの2人はとても明るい人達だったので終始楽しい雰囲気で小籠包を食べることができました。

「故宮博物院」にも行ってみました。ものすごい観光客で、特に「白菜」や「角煮」にそっくりな石の周りには人だかりができていました。

故宮博物院

台北では他にも「足つぼマッサージ」や「変身写真」も体験してきました。
「足つぼマッサージ」は最初はかなり痛かったものの、気付いた時には気持ちよすぎて寝ていました。

別人になりきる「変身写真」

「変身写真」は「阿法写真館(Alpha Photo Studio)」という場所で撮ってもらいました。
→台北ナビに詳しいページがあります。
→台湾版の公式サイト

変身写真はセットに少なくとも1時間以上かかった気がします。付けまつ毛を3~4つくらいバサバサに重ねて、髪の毛もアップにし、好きな中華ドレスやアクセサリーを身に着けることができます。その後は様々な背景を背にポーズを取り、写真を撮ってもらいました。
カメラマンに提案されるポーズがどれも色っぽくて艶があるせいか、真似していると自然とそれっぽくなるからプロの指摘はすごい。

後日写真が日本に郵送されてきたのですが、「おおっ、結構いいやん」と思うくらい妖艶な雰囲気を纏った別人になっていました。父親と祖母にその写真を送ったら二人共大喜びして、祖母にいたっては寝室にその写真を飾ってくれているそうです(やったぜ)。

私はこの時1番安いコース(衣装1着、写真6枚)を選んだので、3,500元(約14,000円)ほどでした。
楽しかったので、中華風の別人になってみたい方はぜひ。
→台湾の変身写真館のまとめページ「台北で変身写真を撮ろう!台湾旅行で行きたい【変身写真館】8選

夜市

夜市のギラギラした入り口

台湾といえば夜市。台中、台北で毎晩夜市に繰り出していました。あの喧騒と雑多な雰囲気がたまらないですね。

その場で窯で焼き上げた「胡椒餅」が特に美味しかったです。また、バニラアイスクレープを注文するとパクチーも一緒に挟まれていたので「アイスにパクチー?!」と驚いたのですが、意外と口に合いました。

夜市には食品しか売っていないと思っていたので、衣料品や雑貨、おもちゃなどの店も所狭しと並んでいるのを目にした時はそのあまりにも「何でもあり」の世界にわくわくしました。店と店の間が狭いので、一歩入ると迷路のようで面白かったです。

突然の大雨にも地元の人々は狼狽えることなく、商品にビニールを掛けて平然とスマホをいじっていたのが印象的です。

夏祭りの屋台のような雰囲気

台北の有名観光地・九份

「九份」には夜に行ってみました。傾斜のある道をバスで延々と登ると到着します。

ジブリ公式は「九份」が「千と千尋の神隠し」の舞台となった説を否定しているものの、暗闇に赤い提灯がぽっぽっと浮かんでいる様子は幻想的で、あの説が一気に広がるのも納得できました。

赤い提灯が良い雰囲気

「九份」といってすぐに浮かぶイメージである茶藝館に辿り着くまでに狭い路地をくねくね歩いていくのですが、両脇には様々な飲食店があります。そこではタロイモ団子が入った甘いデザートを食べました。

ただ、私が着いたのは19~20時頃だったので閉まっている店が多かったです。もう少し早めに行けばよかったかも。

九份には色々な店がある

視覚的に楽しめたもの

台湾は本当に食品から日用品まで色とりどりでデザインセンス豊かなものが多く、歩きまわっているだけで何でも買いたくなります。

以下は、個人的に気に入ったものたちです。

1.カフェ

お菓子セット

ガイドブックでこのカフェを見つけた時、あまりの可愛さに私のハートがぶち抜かれました。マカロンやチョコレート、月餅、ご飯が並んだお菓子セットで、味ももちろん美味しかったです。
このカフェは雰囲気もとても良かったですね。
※この時のガイドブックが今は手元になく残念ながら店名を思い出せません。ただ、写真の位置情報記録では「111 台湾 台北市 士林區文林路530號」なのでその付近だったんだと思います(でもストリートビューを見てもそのカフェらしい建物が無いので今はもう閉店したんでしょうか…?)

2.お土産の月餅

花の形の月餅

台湾ではパイナップルケーキが有名ですが、それと同じくらいあちこちで月餅が売られています。この月餅は様々な花を象っており、綺麗だなと思ったので購入しました。中身は餡なので、見かけとは裏腹にかなり満腹感があります。

「迪化街」には月餅を作るための木枠なども沢山売られています。

3.壁ドン塩コショウ入れ

壁ドンされている側が「キャッ///」となってて可愛い

台北の問屋街「迪化街」の一角で見つけた陶器の塩コショウ入れ。気に入ったのですぐに買いました。「迪化街」にはドライフルーツなどの乾物から漢方、台所用品といった「ザ・台湾」の食材が売られています。
台湾人の友人は、新年を迎える準備をする時はいつもここに来て色々買っていたそうです。

終わりに

5日間の滞在だったので高雄(1泊)→同じ日に台南・台中観光(台中で1泊)→台北(2泊)、という強行移動だったものの、中国語も分からないまま高鉄や電車に乗ったり、亜熱帯の気候を肌で感じられたりしたのはとても新鮮で、何よりも台湾ののほほんとした雰囲気が気に入りました(原付きバイクに父、母、子供2人、犬が乗っているのを目にした時は「すすす、すげえ!」と面食らった)。

ただ、台湾人の友人曰く、台湾は会社の給料が低いことがネックと言っていました。一般企業に勤める20代後半の彼女の給与は37,000元(約146,000円)らしく、ヨーロッパのような海外に気軽に旅行に行くことも難しいそうです。観光で訪れるのと、実際に現地で働いて生計を立てるのとでは感じ方がまた異なるのだと思います。こればっかりはどの国でも同じかもしれません。

あの時は行けなかった場所も沢山あるので、台湾にはまたいつか行ってみたいです。

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